こちらっ

チーム・ヤマリータ マリッカさんの相棒くんです!
御年、9歳にしてバリバリの山岳犬
ルパンも神妙に畏まっております! 先輩ですからね!
でも、ほんとに大人しくて、マイペースなお方です

今日は、そんなジェイ君と、マリッカさん、うさこちゃんを
【大二股山】へご案内
昨シーズンにのりちゃんと、地形図をみながら頑張った長い尾根歩き
でも、そこから望む【サウス山】の雄姿が忘れられなくて、まだ未踏と言う2人を誘い出しました
もんの凄いいいお天気だし、きっと先行者か後続者がいるかなと思ったけど
駐車場は一台もいない・・・
さて、この駐車場からダイレクトに豊平川に下ります

2人に地形図でルートの説明とコンパスを確認
ではっ 行こう!!

下りろ下りろーっ
ドンドン下りよう!

去年下りた橋の札幌川の袂からは、滑落しちゃったほどの急斜面
こちらの広い駐車場のある袂からは、少し緩やかな斜面です
でも、とてもスキーでは下れない斜度

ジェイ君も、ルパンも快調にすっ飛ばします
途中にある作業道は、少し歩いてヘアピンカーブの先端の尾根をさらに下るの

標高を722mから490mまで一気に下げて、豊平川林道

この測定所のすぐ先が、「ふたまた橋」

ここを渡ると、ピークに繋がる尾根の末端です
この折れ曲がったミラーが目印かな?

さっ いよいよ尾根のユルユル歩きが始まりますよ!
まずは、635mポコ
この辺りは、地形図でみるよりちょっと複雑で細い尾根なので慎重に進みましょう
690mポコからはあ、広い尾根です
サウスがカッコイイ~!!

カナリーヌ、サウス山へは、これまで 厳冬期の山頂泊 夏に沢から、そして残雪期の日帰りと足を運んでいます
でも、この尾根から望むこの姿が一番カッコイイ!!
サウス山礼賛のカナリーヌに、マリッカさんもうさこちゃんも賛同
「なんたって、気軽に行けないのがいいよね!」
「人を寄せ付けない!」
「それでいて、冷たくないよね!優しく見守ってくれる」
「心を許した相手だけ、ニヤリとしてくれそう」
「普段は無口なんだけど、大事な時はしっかり意見を言える」
「時々、お茶目な表情もあったり!」
「俳優なら高倉健!」
あれま、いつの間にかヤマリータの理想男性の話になってます
負けじと、サウスをバックにカッコよさをアピるルパン

このところの暖気で、雪はすでに残雪期なみに歩きやすい
せいぜい足首までのラッセルです
この前の飛散岳に比べたら、格段に楽!
それに今日は、ラッセル要員もいてくれる!
お喋りも楽しくズンズン進みましょう!!
726mポコまでの平坦な尾根は森です
こんな大きな樹木がいたるところにあるの

樹齢何年くらいなんだろう

ジェイ君とルパンは、着かず離れず大人の関係です
でも初対面からお互いの立場を心得え、全然喧嘩にもならない
ルパンは人間には、甘えっ子だけど、犬が相手だと売られた喧嘩は積極的に買うタイプ
ジェイ君のマイペースで控えめな性格のおかげで、ルパンも極めて友好的です
766mで林道に飛び出します
ヘアピンカーブのミラーが四角い!

この林道を詰めると、山頂直下を回る林道に出ます

北欧の童話に出てくるみたいな建物から、ピーク目指して登りましょう

記憶より緩い斜面で、せっかく背負って来た尻ボー使えない

きっかり3時間で札幌50峰 最奥の?ピークゲット!

カナリーヌは、まだ小漁岳、中岳、美比内、長尾、大沼が残ってるんです
どれもスキーを使って行ったほうが効率的かなぁ?
だとすると、来年かな?

サウス山に見守られながら、ゆっくりランチタイム
今日のデザートはコレッ

ルパンとジェイ君も、マリッカさんにサツマイモも貰って大満足
サーッ 陽が暮れない内に帰ろうか!

コレ、カナリーヌにはギャートルズのお肉にしか見えない・・・・

高低差はあまりないけど、それでもここまで2時間

ふぅーっ そうだよね? 250m下ったんだから
どう安易に見積もっても、250m登らないとね?

40分かかってヒィコラ登りました!
なんとか、陽のあるうちに着いた!
もちろん、サウス山が後ろからそっと応援してくれていました。

やっぱり好きっ
毎シーズン来ちゃう!あの尾根からのベストポジション!
あのサウスに逢いに来ます!

まだ未踏の方! お付き合いしますよ!!
お喋り相手、ラッセル隊長できます!
ルート、また変な写真で失礼

