promenades de Lupin山岳犬【海くん】亡き後、カナリーヌの元にやって来たゴールデンレトリバー【ルパン】北海道の山や海を舞台にどんな散歩道(プロムナード)を歩くのでしょう? 


【毒矢峰】 どなたが名付けたのか 毒矢峰・・・

   ↑  2013/04/06 (土)  カテゴリー: 山散歩道
「ふむ・・・先週白銀の世界に泊まって眩しい稜線を歩き通してから、すっかり毒気が抜けたわい

どれ、今日は毒を補充しに行こうかね」
カナリーヌ山魔女は、ひとりごちながら誰も居ない林道を目指します

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「しめしめ、今年はこの小屋前の駐車は除雪されておらなんだが、今朝は誰もおらんわ」

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「さぁ、行くよ! ルパン! 何しろ【毒矢峰】と呼ばれるからには、たっぷる毒もあるんだろうねぇ

今日はせいぜいきつい毒を補充させてもらおうかねぇ」

カナリーヌ山魔女は、ほとんどトレースのない林道をヨタコラヨタコラ・・・

30分ほども林道を詰めると、道と川は二股に分かれます

調べて来たルートは、真ん中の細い尾根を真っ直ぐ登るもの

地形とGPSと山旅ロガーを見比べルートを確認

ただし、今回はどうしたことかいつも頼りになる 山旅ロガーの地図が表示されないっ

こーなったら頼みの綱はコレッ  ルパンのお鼻とピンクテープ


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尾根に取り付くと、少しは柔らかい雪の上にわずかにスノーシューとスキーのトレースが出て来ました。

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しかし、細いし木が混んでるし登りにくいっ  下山のスキーが思いやられる・・・

「おや、あれに見えるは 定山渓天狗岳! ほぅ・・・怪しい雲が立ち込めておるわ

いかにも天狗の奴が頂であぐらをかいていそうな山容よのぅ」

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「天狗なんて毒矢に比べてたらいかにもありがちな名前

ヒッヒッヒッ こっちは何しろ 毒矢じゃからのぅ  さぞかしきつい毒がたんまりあるだろうよ」

カナリーヌ山魔女 悪い雪をものともせずズルズルスキーを滑らせます

2時間丁度で山頂

目当ての毒は・・・??

「おかしい? ここは頂ではないのか?」

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「おぉ、とんだ間違いを犯すところであった! 本当のピークはこの先じゃ!!」

カナリーヌ、GPSで確認するとピークはまだ向こうという事が判明

慌ててスキーの先をそちらへ向けます


GPSを見ながら平坦な広い尾根を進むと、今度こそ本物の【毒矢峰】

「ややっ なんだこれは!?」

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「ルパンっ 引き千切っておしまいっ!!

こやつめ、数年前から勝手にあちこち看板をつけおって!! 

せっかくのしょぼい山が台無しではないかっ  

こーゆう山は古ぼけた赤布が1枚だけ風になびいているのがいいんだ!

全く、余計なことをしてくれるわっ

おまけに 峰風だとー? 看板の裏に自作の俳句もどきまで書き連ねるとはなんたる恥知らずっ

こんな大層な看板を背負って山に登る体力があるなら、町内会の小学生の為に

毎朝旗持って交差点に立っとれっ」

おやおや。カナリーヌ山魔女さん

それだけ悪態をつけるならこれ以上毒を補給しなくても宜しいかと・・・

 
それにしてもやっぱり気になる 【毒矢峰】

アイヌ語でもなさそうだし・・・

下山の厳しさは想定内

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悪い雪と狭くて急な尾根に翻弄されながら、1時間かかってやっとこ林道へ下りました。

「やれやれ、家来を連れて来なくて助かったわい。こんな無様な姿は見せられまいぞ」

天狗小屋の近くまで戻ると、行く時には気がつきませんでしたが

どー見ても人間のブツが!!

ご丁寧にビニール袋に入れたトイレットペーパーまで!!

「なんじゃっ こやつめ!! 犬でさえ道の真ん中に排泄しないぞ!

それに犬のブツはちゃんと我らは持ち帰るのじゃ!!

まったく昨今の人間のなんと恥知らずで自分勝手なことかっ

そこへなおれっ 成敗してくれるわっ」

あらら、カナリーヌ山魔女

すっかり正義の魔女になっちゃってます・・・・。

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2013/04/06 | Comment (10) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


再びSakag様

それにしても、峰風さん達筆ですよね~!
多分、あの俳句のお仲間がぜひにと勧めて、ご本人も他意なく書き連ねたのでしょう。
お人柄に直接触れて、気の毒に思うsakagさんのお気持ち
わかります。
きっと、看板を作り、俳句をしたため、山に登り看板を掲げている時、その行為が彼の生きがいになっていたんだろうなぁ~
ちょっとやるせない気分の出来事でしたね?
でもまぁ、今はむしろ「かっこいい看板」のある山と認可されている風潮ですよね?

カナリーヌ |  2013/05/13 (月) 20:03 No.1959


同感です。

>文中にも書きましたが、標識は譲っても、裏のご自分作の俳句が・・・・???
>あれがなければ、あれほどのバッシングを受けることもなかったのにと思いました、少なくても私はそう思います。

このことは全く同感で、同じ意見の方が多いです。売名行為と取られても仕方ないです。そのことも本人にはしっかり伝えました。
自分が登っていない山でも、仲間から頼まれて作成したものもあったようです。

sakag |  2013/05/13 (月) 06:42 [ 編集 ] No.1956


Sakag様

先日は、ナイタイ山と然別山の楽しい山行ありがとうございました!! 実は、毒矢峰、小白山の検索をかけても
「ひとり歩き・・・」が出てこなくて、あれ?と不思議に思っていたのですが、意外にもまだ登られてなかったんですね?
さて、峰風さんの件、興味深く読ませていただきました!
そうなんですね・・・ご本人は全くの他意のないむしろ
善行のおつもりだったのですか!
そして、むしろ謙虚なお人柄・・・
自転車を駆使にてあの看板を担いで山の登る体力と気力!!
ただ、やはり個人の山ではない場所に、個人的な標識をつけてしまうのは・・・・。
文中にも書きましたが、標識は譲っても、裏のご自分作の俳句が・・・・???
あれがなければ、あれほどのバッシングを受けることもなかったのにと思いました、少なくても私はそう思います。
ちなみに、最近の山ガール 山ボーイは、あの看板を見つけると「ここにも、カッコイイ看板がある♪」と喜んでカメラに収めていますよ!!
確かに、いい風合いになってきました(笑)

カナリーヌ |  2013/05/13 (月) 05:46 No.1955


遅ればせながら、私も登ってきました

昨日、私も毒矢峰に登ってきました。峰風さんの標識についての記事がありましたので、頂上の標識を見たときに胸が痛みました。
実は、07年に彼と山で会ったときに、初めて本人に物議を醸していることを伝えました。そのときの様子をHPにもアップしてありますが、本人の名誉のためにも、長くなりますが、ここにコピペさせていただきますので読んで下さい。このことは、そのときにHYMLへも報告済みです。別れるときの彼の言葉に涙が出ました。
以下コピペ------------------

「どちらからいらっしゃいました?」(彼)「函館です。」(私)「ひょっとしたら坂口さんではないですか?上でお会いしたときに、なぜか坂口さんのことが頭に浮かんだのです。私は○○といって、あちこちの山に頂上標識を・・・。」「えっ!あの○○さんですか?いろいろな山でよく拝見しています。」「私はインターネットはやらないのですが、坂口さんのことは山仲間の間でよく話題に登場していて、一度お会いしたいと思っていました。感激です。」

 実は、この山頂標識、最近数が増えてきて、特に登山道のないような山にまで設置されるようになり、ネットの世界では批判的な声が多くなってきている。善意からの行為であり、氏の周りには支持する仲間もいるようで言いづらかったが、そのことを正直に伝えた。年齢的に私の大先輩であるにもかかわらず、素直に受け入れていただいて恐縮至極。「道理で、最近、無くなっているのが多いのですが、そのわけがようやく分かりました。もう止めることにします。」とのこと。
  
 氏は車を持ってなくて、列車やバスを利用して、そこから登山口まで携帯自転車で移動しながら登り歩いている凄い人であった。ずっと登山口までご一緒して、富良野駅まで送ってあげた。「長生きするもんです。坂口さんにもお会いできて嬉しかったです。」と、最後に、「写真を撮らせてください」とまで言われ、彼のカメラに収まって別れた。耳にしたくないであろうことを話したのにもかかわらず、そのような態度で接していただき、こちらの方が感激であった。

sakag |  2013/05/11 (土) 17:22 No.1953


しろくまさんへ

旗降りお疲れ様です!エルちゃんと一緒に立てば注目度アップですよね?
私よく(人間の親御さんは、我が子をノーリードで歩かせるなぁ)と、感心しています。私なら電柱の陰から付いていきます。)
毎朝手稲山を眺めながら走っていますが、今年は全然溶けませんね?
そろそろあの時期なのでナイフとザックを用意してそわそわしているのですが。

カナリーヌ |  2013/04/22 (月) 22:50 No.1936


交差点で旗を振れ

思わずこのコメントに反応しました。
会社の安全運転管理者で、いつもパスをしていましたが、先方も一度も参加しないので、裏技を使い社長へ手紙を送付しました。結果4月8日の強風の中、交差点で旗振りを。
あっしは完全冬山装備で、頭から足元までぬっくぬっく。
そんな中、町内会のおじさんおばさんは春の装いで・・・??あんたら寒くないかえー。

今日は、オリンピアでわんともさん2人と3人3匹でそり滑り。二人は山女なんで斜面をがしがしと。私はへろへろと。
山女さんはお尻が乗る小さなソリ、あっしは、例のスノボソリ、スピードが桁違い。きゃーきゃーと二人の女性の嬌声を聞きながら、わんこ3匹と男一人は、唖然、騒然、呆然と。
かかかかか、こんな日もあるさ。

しろくま(エルぴょん |  2013/04/21 (日) 20:08 [ 編集 ] No.1935


チョコさま

山魔女もしくは、山姥ですな!
毒矢峰、細い尾根にけっこう密に木が生えていて、私のレベルのスキーでは、かなり大変でした~。
でも、まぁ1山終わりましたよ・・・。
多分、大二股山が最後に残る核心になりそうなのです。
ながーいながーい林道をどうするかが問題ですね?

カナリーヌ |  2013/04/10 (水) 17:56 No.1922


山魔女さま

随分可愛らしく正義に満ちた山魔女さんですね?
こんな美しい山魔女になら魔法をかけられたいと願う山男が殺到しそう
毒矢峰、そんな名前の由来があったのですね!
私も去年スノーシューで登りましたが、確かに上天が素晴らしく迫力に満ちていました!
カナリーヌさん、順調に単独50峰制覇していますね!

チョコ |  2013/04/08 (月) 09:37 No.1921


onちゃんへ

そう言えば昔大人のグリム童話ってあったよね?
ホントは怖いお話ってやつ!
ところで、毒矢峰って地図は「どくやみね」
由来は、まんまアイヌの人が毒矢を作った場所で
アイヌ語では、ぶしや または ぶすやって呼ぶらしいです
何度も登るとぶすになりますから、気をつけましょう

カナリーヌ |  2013/04/07 (日) 21:13 No.1920


全然毒じゃない~
正しい人間だ…。
ぷぷ。
童話チックで面白かった…。

on... |  2013/04/07 (日) 12:05 [ 編集 ] No.1919

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