promenades de Lupin山岳犬【海くん】亡き後、カナリーヌの元にやって来たゴールデンレトリバー【ルパン】北海道の山や海を舞台にどんな散歩道(プロムナード)を歩くのでしょう? 


【イドンナップ岳】 超ロングトレイル! ピーク踏めるの??

   ↑  2013/07/01 (月)  カテゴリー: 山散歩道
 『熟年者の登山』  いきなり他の方のHPの宣伝です!
何しろ、今回の【イドンナップ】の私達の(山行じゃなく)コース参考記録

もう、まさに心の支えっ イドンナップのバイブルです!

興味のある方はどうぞお勧めです!

80歳で単独【イドンナップ】を始め、すごい精力的に登れらている方のHPなんです

その語り口調がカナリーヌのツボにはまるぶっきら棒さ

でも優しいの! 熊にもお花にも自然にも・・・すごく魅力的な方なの


さて、この【イドンナップ岳】は、日高山脈主稜線からは外れているので、あまりメジャーではないかな?

だけど夏道があるので 「夏山ガイド」に掲載されてるんです。

日帰り装備、片道7時間15分・・・・途中水場なし

新冠富士からイドンナップまでは、踏み跡程度の藪こぎ・・・ハァ~

そして問題はこれだけじゃないの

登山口のある新冠ダムの奥に続く林道 30数キロ・・・・ほとんど崩落とか落石で通行止め

「夏山ガイド 全シリーズ完登」が視野にあるカナリーヌにとっては、最大難関!

ほとんどの人が、1度登ったらもう登りたくないって言います・・・とゆうか、登ったとゆう人に

1人しか会ったことない!  その名は 山ちゃんっ

その山ちゃんから、木曜日、チーム山ちゃんのメンバーにメールが流れました

「イドンやるなら今しかないっ 大雨降ったら林道閉鎖、日が短くなったら日帰り無理

週末天気まぁまぁ  やるなら今っ」

わゎっ 付き合ってもらえるんだ!! 

「ただし、山ガールなんて甘い考えは捨てて下さい! 『熟年者の登山』というHPでシュミレーション

する事!」

カナリーヌとのりちゃん、タッチさん、北さん当然熟読!

山ちゃんリーダーの連絡事項は更に・・・「各自水は3リッター!8時間かけて登頂できなければ

撤退します。 出発は金曜夜! 現地キャンプ 4時過ぎから行動開始」

まずは、『熟年者の登山』検索して隅から隅まで記録読みました。

他の方の記録を読んでも、まずキツイ、長い、コースが辛い、熊がウヨウヨ、タイムアウト

青ざめる内容ばかり・・・。

とりあえずカナリーヌザックに、ルパンと自分の水6リッター

そしてルパンのダニ除け対策は、液体の表皮にしみこませるタイプの薬とペティオから出てる

ダニ、蚊避けスプレー3本を詰めました。

コッソリ 山スカートもね!!

さて、金曜夜19時に札幌出発! 新冠ダムの奥にある「イドンナップ山荘」まで4時間

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23時消灯、3時起床、4時半登山開始っ


幸い林道もかなり整備され、林道から登山口までの2kmも普通乗用車でも川を3つ渡れる程度

コリャ幸先いいよね!んじゃ、シュッパーツ

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昨夜は霧雨が降っていたので、笹薮かぶりの登山道は濡れているはず

カナリーヌ、沢用に下ろしたマムートの薄手レインを着こみました!

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ルパンにもモジモジくんを着せてダニ避けしたいけど、さすがに暑そう・・・

水は、涼しそうなので4・5リッターで間に合うでしょう

作業道をワイワイ歩き、途中のカーブから下の荒れた沢沿いを進みます

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画像まで荒れてます

ワイワイギャースカ カナリーヌの気分高揚がすでにピーク

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他のメンバーは昨夜の寝酒や寝不足がたたってやや無言・・・・迷惑??

でもね! このワイワイギャースカが大事なんですっ

今は熊が子連れで歩いてる時期なんですからっ

鈴や笛、そしてギャースカで熊避けしましょう

と、山ちゃんがなぜかいきなりコースを外れ笹薮へ突入!

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フムフム、来る沢登りに備えて藪漕ぎの勘を磨くって訳ですね?


でも登山道もほとんどが笹薮・・・やっと見晴らしの良い尾根にあがります

ガスを抜けて、雲海が広がる絶景ビューポイント!!


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こんな普通っぽい登山道はマレです。コースのほとんどは藪にかろうじて踏み跡程度

それでも日高の夏山にしては、立派なコースです!ロープも付いてるし

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青空の下、尾根から見え隠れする日高の稜線にカナリーヌはさらにヒートアップ!!

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雪渓の残骸を発見したルパンもヒートアップ!!

うっひょー!!

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男はこれくらい汚れたほうが、カッコいいじょ!!

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汚れ組・・・泥まみれの友情・・・

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ルパンはいつものように、リーダーの後ろをピッタリマーク

カナリーヌはダニ除けスプレー方手に、ルパンの背中や顔を常に監視しながら進みます

「あっ このお花アイヌネギですね! 『熟年者・・・』に載ってた!」

「この枝、あの『熟年者』のおじぃさんが切り払ってくれたんですね!」

カナリーヌとのりちゃんは、随所にHPで見た場面を確認します

「あっ 熊のうんこ!! 踏んじゃった!」

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すかさずのりちゃん、「なんでこんなところにうんこするー!!ギャオッ」

そうそう♪ おじぃちゃん、そう怒鳴って熊を撃退してましたよね?

いやーっ 楽しいなぁ  ほんとに楽しいっ まさかこんなに早くイドンに挑戦できると思わなかった

それもルパンも一緒に!

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シラネアオイのお花畑がありました

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お花はあまり期待してなかったけど、けっこう色んなお花が咲いてたの

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おまけにこんな食べごろのアイヌネギちゃん

さっ この急登を登ったら【新冠富士】

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実に質素な看板 カナリーヌ好み

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ここまで、4時間半! ゆっくり景色、日高の主稜線を堪能しよう!

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カムエク、1839,コイカク、ルベツネ、ヤオロ・・・日高の山座同定が一番興奮する

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あっ クリオネ発見!!

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ゆっくり30分以上お休みして、いよいよ這松の藪漕ぎスタート 【イドンナップ】へ!

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今回の核心は、のりちゃんとルパンが藪漕ぎにどの程度耐えられるかです!

こんなんですよ・・・・これまだいいほうですね

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この辺りになるともうどこがどこやら・・・

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それでも、日高にしては一級国道よりさらに整備されてる部類!

「のりちゃん、他の日高稜線はこれの10倍位ひどい藪なんだよ!」

「そうなんですか・・・イタッ  」

灌木や這松にバシバシ太ももを叩かれ、足をとられながらも気丈に藪を漕ぐのりちゃん

ルパンは、これがまた全然平気そうとゆうか、ルパンが一番スムーズに藪をくぐっています

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わかりにくいルートもグングンお鼻を効かせルートファイディング!

新冠富士から1時間半で 【イドンナップ岳】到着っ

「アリガトーッ  やったぁ!! ピークゲット!!」

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最高の条件に恵まれ、出発から6時間15分でたどり着きました! 全員ピークに立てた!

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多分、このピークに来た犬は後にも先にもルパンだけじゃないかな?

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つくずく我が息子ながらルパンの山能力に感服する

そして付き合ってくれたチーム山ちゃんの精鋭に感謝っ

日高の神様ありがとう 日高のお花ありがとう  

熊ちゃんにありがとう 「なんでこんなところにうんこするー!」

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雪玉ありがとう!!だじょ

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「予定よりけっこう早く着いたよね!?」

「うんうん、案外楽勝だったね」

「さっ 下山したら温泉温泉!そしてジンギスカンやろう」

「いいねぇ~ !!」・・・・   「・・・・」

・・・・「長いね・・」 そうだねぇ 登り6時間 下りもアップダウンけっこうあるしね?
 
と、新冠富士のほうからなんだか凄いスピードで登ってくる単独登山者

50代前半? 聞くと朝札幌を出発して 8時半にスタートしたらしい

えっ? 新冠富士まで3時間??

ひゃーっ早足!口々に驚きながらさらに下っていたら、今度はまさに走るソロハイカー登場!

そう、日本人ではありません

「ホゥエアー フロムカム?」 

「ハイ、シュウレルカシュッペ沢から登りました!」

えぇーっ?? 沢から?単独?日帰り??」  す凄すぎる 

「バイバーイっ ハブアナイストレック!」

「いやぁ 恐れいった! どこの国の人だ?」

「アメリカとかイギリスではないですね? ハンガリーとかイスラエルとか??」

「あの勢いは、パレスチナだよ! 戦火をくぐり抜けて生き延びた勢いあるじゃん」

「何やってんだろ? そもそも外国には沢登りはないんですよね?」

「きっと富川とかで牧夫でもして稼いでるんじゃない? そこで沢の楽しさを教わったとか」

イアン・マクリート君 32歳 (仮名) おみそれしました!!

タッチさんがぽつりと

「俺ら、コースタイムよりけっこう早いって思ったたけど、さっきの人や今の外国の人からみたら

ノロノロ歩く老人クラブみたいなもんじゃないですか?」

ほんとほんと!!

でも、いいのいいの だって【イドンナップ】登れたんだもんっ  

下山する一歩一歩が愛おしいいよ

「アリガトーッ イドンナップ! 最高だったよ!!  もう来ないよ!!」

終わった終わった♫ 

夏山ガイド あと残るは4山 カナリーヌ 今年こそやりまっせっ

あっ 問題のダニ!!

なんと奇跡的とゆうか、ダニ対策完全とゆうか、運が良かった?

ルパンには一匹も付いてませんでした!

なぜか、カナリーヌとルパンにはダニ被害ゼロッ

他のメンバーは食い込まれこそしていないものの、数匹ずつ ダニが付いてましたよ!

この対策でならこれからもルパン、日高行けるんじゃないだろうか?

沢は無理としても、夏道ある山ならまた一緒に日高の稜線を歩きたいなぁ

それから、水も結局ルパンとカナリーヌで合計2リッター半しか飲まなかった!

カナリーヌが1リッター程度、ルパンも1リッター半位?

お天気良かったけど涼しかったのね

もちろん個人差はあるけどね。

気合入ってたせいか、結果的にきついとか長いとか思わないで楽しく登れました。

狙ってた山に登れた満足感でいっぱい!

ほんと、最高に楽しかった!・・・・もう来ないけどね・・・・


















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2013/07/01 | Comment (12) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


ヤマネ様

うわぁーっ コメントを頂いたおかげで、久しぶりに
この記事を読み返しました!
ほんと、楽しかったなぁ~!
最後はもう登らないって結んでるけど、また登りたくなりました!登ろうかな?来年辺り・・・。
それにしても、ナメワッカから夏尾根稜線ですか!!
ひゃあーっ 凄すぎます!!
あの辺りは、メジャーな山でも稜線のハイマツ藪半端ないですよね!? よくぞっ
ナメワッカは、実は私の残る日高主稜線5座のうちのひとつなんです!
他は、ソエマツ、ピリカ、ルベツネ、中の岳
どれも難関です・・・。
なんとか、山人生のあるうちに登ってみたいものです・・。

カナリーヌ |  2016/09/10 (土) 19:18 No.3377


58年ぶりに見た稜線

こんな写真を見れるとは思いもしなかった。  昭和35年の夏、ナメワッカの荒れて寂しいカールを経て、ナメワッカ頂上、そして稜線のブッシュをえんえん漕いで、イドンナップ頂上へ。当時は踏みあともなく、どの尾根を、どの沢を下ったのかも記憶にない、最後の新冠川への下りはアップ
ザイレンだった。多分12時間近い行動だった。
秘かに、誰にも言えない自慢の山行。同行した先輩は雪崩で
死んだ。2214

やまね |  2016/09/09 (金) 19:58 No.3374


コズ様

うんうん、褒めてくれて嬉しよ!!
日高はやっぱり魅力的で勇ましくて優しく包み込んでくれて、時に厳しく叱ってくれます
そういう男に私はなりたい・・・

熟年者・・・コズちゃんもファンだったんだ!
いいよね~あの男らしさ!
私の憧れ尊敬する山男NO3です!

カナリーヌ |  2013/07/03 (水) 19:22 No.2023


海人さま

あははっ 寂しい女のつぶやきに聞こえたのかな?
でも・・・やっぱり子供は欲しかったと残念に思うんですよ。この溢れる父性を思う存分発揮したいです!

カナリーヌ |  2013/07/03 (水) 19:18 No.2022


以前エリクソンの成熟期のことを言っていたよ
それにこの間の岩内岳のときの呟きが ちょっと気になったもんだからいつでも思春期なら
エリクソンも必要ないよ 海人

匿名希望 |  2013/07/03 (水) 12:51 No.2021


今だね~今でしょう

やったねカナちゃん~インドナップ日帰り~すご~い、おめでとう、ルパンも頑張ったね~
日高の山は魅力、私はまだ足を踏み入れてないけど・・・徐々に踏み込みたいわ
いい仲間達との山行は疲れも吹き飛ぶね!私も熟年者さんのHP見てます。すごく参考になるし、いくつになっても登れるなら自分の体力が続く限り登りたいわ!カナちゃんのHPも参考になりますが登りが早いからついていけないよ~この前のはほめ言葉ですからね!私も頑張るよ~

コズ |  2013/07/03 (水) 07:15 [ 編集 ] No.2020


エリクソンさま?

カナリーヌについて大変興味深い分析をありがとうございます。つまり、カナリーヌは何があってもめげない図太い性質とゆうことですか?私は常々本当の強さはどんな状況でも前を向いて歩き続けられることだと思っています。他人はそれをノーテンキと嘲笑います。
エリクソンさん、ひとつ間違えてますよ、カナリーヌ心はいつだって思春期だぁ!!

カナリーヌ |  2013/07/03 (水) 02:16 No.2019


コンブちゃんへ

まさに今でしょ、今!の選択だったよね?
のりちゃん、膝も体力気力絶好でした!実は内心(のりちゃんの膝と藪漕ぎが核心だなぁ)と思ってたけど、いやぁなんのなんの一度も弱音吐かず楽しそうに歩きとおしました!!
「熟年者の登山」私もスッカリファンになったよ!
皆で「我々も80歳現役登山目指そう!」と日高の稜線に誓いました。

カナリーヌ |  2013/07/03 (水) 01:54 No.2018


メディ、シャーマン父様

わぁ、コメントありがとうございます!先日は扇風機ありがとうございます、早速大活躍です!!

確かに、長かったけど楽しさの方が勝りますね!
日高の主稜線、全部繋げたいなぁ~!!
今回でダニ問題が解決したのでぜひルパンと日高歩きたいけど、熊がねぇ~(´Д`)
雪のある時期に歩くのが安心ですね?

カナリーヌ |  2013/07/03 (水) 01:38 No.2017


すごい。。
山ちゃんの判断力すごいね。
天気もよし、メンバーもよし。最高だねーーー!!!
のりちゃん膝治ったのかな??
そして、「熟年者の登山」少し見たよ。
めっちゃいい。。。
はまりそう。
ラストのルパンの写真すてき^^

コンブ |  2013/07/02 (火) 20:40 No.2015


皆さん凄いなー!!でもルパンはもっと凄いですねー。くれぐれも気をつけて山行を。山はいいですよねー!!!ルパン元気そうで安心しました。

メデイ、シャーマン父さん |  2013/07/02 (火) 18:14 No.2014


エリクソンは壮年期・限界と(アイデンティティーの)再確立を経験する・内なる異性(アニマ・アニムス)との折り合いをつける
・今まで関わってきたものと分離してでも感じられる、私というものを確認する
(家庭や職業を切り離してでも、私というものを感じられるか否かの確認)
・次の世代を生み出すという、創造性への移行
と言っています。
カナリーヌはすべて体現しているように見えますだから惹かれるのでしょうね
限界を感じる瞬間があってもカナリーヌなら別の手段や発想で 次を目指すと思います

匿名希望 |  2013/07/02 (火) 06:48 No.2013

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