promenades de Lupin山岳犬【海くん】亡き後、カナリーヌの元にやって来たゴールデンレトリバー【ルパン】北海道の山や海を舞台にどんな散歩道(プロムナード)を歩くのでしょう? 


【ジャンダルム】 道産子山初見参!!

   ↑  2013/08/10 (土)  カテゴリー: 山散歩道
もうすでに、むしろ安心感に繋がる 鼾のBGMでグッスリ眠ったカナリーヌ
遙かに望む富士山に朝のご挨拶

2013080202.jpg

朝ごはんもおかわりして、みなぎる力!やる気満々!意気揚々! 君子危うきに近寄らず・・・

ヘルメットを被り、ロープをぶら下げたこの一行を遠巻きに眺める人々

一般登山者のみなさんは、ここからせいぜい前穂高岳か奥穂高岳 涸沢岳 などへ向かうのです

2013080204.jpg

ピークから南東の稜線 【ジャyンダルム】を目指したのは、チーム・山ちゃんの他に

先行する30代のカップルのみ

いきなり最難関の「馬の背 」を下ります

2013080205.jpg

これでもまぁ登山道なの  ちなみに両サイドは崖・・・そして遥か下に転がってる青い物

「あれって、ヘルメットだよね? ここから落ちちゃったんだぁ」

通称 ジャンダルムコースでも、特にこれから向かう間ノ岳、天狗、に続きこの馬の背から滑落事故

が多いらしい

反対の西穂高から来ると、ちょうどラストの難関で疲れがピークになるし

こちらから行くと まだ体が温まらない上にこの狭い稜線を下るのに恐怖を感じるのでしょう

普通は・・・

2013080206.jpg

しかしっ カナリーヌはどー考えても

頭の中身が1本線が抜けてるのでむしろなんで怖いのかわからにゃい・・・

楽しくって仕様がない!  「ウッヒョーッ いいねぇ!」

メンバーが岩にしがみついて慎重に下る後ろを ヒョイヒョイと・・・・

2013080207.jpg

だってちゃんと手がかり足がかりもしっかりあるんですよ

沢のトラバースの方が厳しいよね?

それにここは、滝登りと違ってシャワーもないじゃん!

ハイッ ロバの耳到着

2013080208.jpg

ロバの耳からすぐ隣には、いよいよ今回の北アルプスのメイン!!【ジャンダルム】

2013080209.jpg


呆気無くピークゲット!!

2013080210.jpg

ジャンダルムとはどうやら傭兵と言う意味らしい

ジャンヌ・ダルクみたいにピークで旗を振りたかった!

旗がないから看板を掲げます! 「ヤッターッ!!」

2013080211.jpg

長年の目標を達成した 山ちゃん、北さんも大満足!この笑顔っ

「オッホホーッホホーッ!」 出たっ 北さんの雄叫びです!!

熊よけの雄叫び!

カナリーヌも負けじと「海くーんっ ルパーンっ」

海くんが亡くなって以来、高いピークから海くんに呼びかけるのがカナリーヌの楽しみ

なんたって今回は、標高3000m以上です

きっと海くんにもよく声が届くよね?

2013080212.jpg

さぁ むしろ今日はこの先のルートの方が危険なのです

2013080213.jpg

こんな広い歩きやすい場所はここだけ・・・

続く 天狗の頭 間ノ岳と厳しいルートが待ち受けています

2013080214.jpg

だがしかし、ガスの晴れ間に目指すルートが見え隠れし、カナリーヌのテンションもさらにヒートアップ!

2013080215.jpg

幸せ・・・この稜線をこのメンバーと歩ける幸せ

怪我をせず、慎重に、勇敢に歩きましょう

2013080219.jpg

先行者が岩稜に張り付いています

この二人とは、付かず離れずずっと一緒でした

そして、反対側からは思いがけず10組みほどのパーティーもスレ違います

パーテイーや単独者やツアー とその形態は様々ですが

一様に緊張感がみなぎっています

中には60代くらいの女性4~5人とガイドらしき男性二人

楽しそうにはしゃいでいます

他には、やたら熱いテンションのパーティーとか、黙々と歩き去る登山者とか・・・。

ところで、最後に西穂高岳の下ですれ違った3人の高校生グループ

もうお昼なのに、これから奥穂高に向かうって凄い張り切ってたけど

通常9時間のコース

私達でもここまで6時間以上はかかったのに、大丈夫かな?

日暮れまでに無事つけるといいけど。



2013080217.jpg

まぁ 他の登山者から見たら、カナリーヌのノーテンキな山ガール(もどき)姿も

(あーあー、こんな難しいルートだって知らないで来てしまった山ガール)なんて思われてたかも?

2013080218.jpg

足元一歩間違えたら数十メートル真っ逆さま・・・

2013080220.jpg

幸い風もなく暑すぎず寒すぎずちょうどいいコンディション

注意力と体力さえあれば危険な場所はありません

2013080216.jpg

カナリーヌだって緊張してるんすよ!!こー見えて・・・

多分、それなりに緊張していたのでしょう

休憩の度に、岩陰に走りこんでいました。

そうだった!カナリーヌは緊張するほどに笑い出す変な癖があるんだった!

それにしてもほんとに楽しい・・・

2013080224.jpg

「わーっ 岳だっ  三歩、じゃなく塚様ありがとう! お陰でジャンダルム越えて無事ゴールしました!!」

2013080225.jpg

しばらく達成感に浸って、西穂山荘に下ります

2013080227.jpg


2013080226.jpg

新穂高ロープウェイを使って標高3000mのピークに立てるこのコースは大人気

いきなり人人人!!

2013080228.jpg

うげっ まともに歩けやしない!

勘弁してー! 歩かせて~  みるみる下がるカナリーヌのテンション

そして今夜の宿 西穂山荘

2013080229.jpg

何?この都会的雰囲気? この人の多さ!

「山ちゃんっ あたし、こんな所に泊まれませんっ 無理っ  これなら高山のホテルに行きたい!」

出たよ・・・カナリーヌの「無理っ」

幸い山ちゃん、北さんも「そーだな、生ビールグイッといきたいね」と賛成してくれたので

サッサと予約をキャンセルしてロープウェイまで走り下りました。

ロープウェイからは無事に楽しく歩き通した北アルプスの稜線を見上げることはできなかったけど

それぞれの胸にしっかり刻まれた北アルプスの峰々

さーっ カンパーイまであと少しっ

今回歩いたルートが青色

当初予定していたルートがオレンジです

KIMG6085.jpg



エピローグ

帰りの飛行機からの羊蹄山

2013080230.jpg

それと、違うパーティーで北アルプスの大キレットを歩いていた愛ちゃんから

こんなメールが届きました

DSC_1433.jpg

このパーティー  間ノ岳ですれ違ったあのおばさま達です・・・・

「おねーちゃん、凄いわね~! ヒョイヒョイ歩くのね?」とカナリーヌを見てびっくりしていたあのおば様

みなさん、しっかりヘルメット被ってハーネスもしていたはず・・・

屈強そうなガイドもついてたのに・・・

(ちなみに新聞の記事、名前間違ってません? 田中さんがいつの間にか大津さんになってる)

そして、驚くことにあの日ジャンダルムに入っていたツアーを調べてみると

更に驚愕の事実が発覚しました!


それについては、この場でははっきり言えないけど・・・


ツアーのあり方、パーティーのあり方を改めて考えさせられる事故です

愛ちゃんのメールは更にこんな記事も・・・

DSC_1435.jpg

奥穂高から前穂高に向かう 紀美子平でも韓国人の滑落事故

大キレットの単独事故

こちらは、愛ちゃんもと当人と会ったそうです

確かにこのような痛ましい事故が多発する北アルプス

他人ごととは思えない・・・・とは言いません!!

だって、【チーム・山ちゃん】は事故を起こさないために最大の努力をしているんです!

あらゆる事態に備えて、まず各自が各自の安全を自分で守り、そしてリーダーがメンバーをフォローする

普段から北海道の山や沢をそういうふうに歩いているんです!

ノーテンキなカナリーヌでさえ、道中5回もオシッコしちゃう位は緊張して歩いてたんだ!

事故は事故として多くの教訓を得ます

少なくても今回感じたのは、あのルートはツアーで行くべきじゃないし

ツアーでしか歩けない登山者が歩くべきではない  とあえて断言します。









(記事編集) http://lupin88.blog83.fc2.com/blog-entry-908.html

2013/08/10 | Comment (12) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


三浦ウォール

こー言ってはなんですが・・・ぶっちゃけ三浦ウォールや赤岩の方が断然怖いっす!!
壁とか沢登りする人なら、体力さえあれば行けます!
・・・と思います

カナリーヌ |  2013/08/14 (水) 19:50 No.2117


モンブラン!

そうなんですよー!何しろブログアップの為に写真は欠かせないので、北さんも頑張って撮影してくれました!
こー言っては失礼ですが、山小屋であった方が、「ジャンダルムやキレットは、モンブランやキリマンジャロより迫力あるよ!」とおっしゃってましたね

kanaline |  2013/08/14 (水) 19:46 No.2116


険しいところなんですね

こんな岩肌の山は見てみたいけど・・・
安全なところから見るだけでいいかな(^^;
写真だけでドキドキします(^^)

NAK |  2013/08/14 (水) 11:18 [ 編集 ] No.2114


ジャンダルム

貴女の写っている写真も凄いけど…それを撮ってる人ももっとすごいね!
私も穂高へいって、三歩さんに会いに行こっと!
来年の目標でーす!!
夢は本場のアルプス:Mont Blanc 登頂ですが…

@pirika1839 |  2013/08/14 (水) 03:11 [ 編集 ] No.2113


山運

そうなのっ 天候は何しろ「ただちに命を守る行動をとってください」警報でしょ? いやー、一時は諦めたんだよ
それが、塚◯さんの一言で!!あれはまさしく運命の出逢いだったよ!!
山運あるよねー!
これで男運もあればなぁ~
次の遠征は屋久島だっ

カナリーヌ |  2013/08/11 (日) 19:33 No.2111


はいっ!!

チョコさんご心配ありがとうです!
ある山紀行本で、「同行者に対する最高の配慮は自分が怪我をしないことだ」という一文があります
著者は苦手ですが、その一文だけは私の山行の座右の銘になっています
ノリで歩いちゃいましたが、マジで一歩間違えると
死亡事故につながる厳しい稜線です
自分の身の安全を守ることが精一杯の場所で、相手のフォローができない・・・誰が落ちても万事休す!
だからこそ、本当に信頼できるメンバーと行きました。

カナリーヌ |  2013/08/11 (日) 19:30 No.2110


コツ

とうふちゃんってばあたしを喜ばせるコツを心得ていらっしゃる!
でも、本当に心に沁みる風景でした!
無事に上がれた達成感が半端ないです!
山ちゃん、北さんの満足そうな顔見るだけでも
価値があったね

カナリーヌ |  2013/08/11 (日) 19:21 No.2109


ヒィ~~~~!!!!!
見てるだけで怖いよー!!
かなちゃんだけだよーこんな笑顔なのわ!!
一歩間違えれば滑落。。。まさに岳の世界だね~~
いつもの北海道山行も楽しいけど、遠征すごく楽しかった!
やっぱりツイてるねー!運命に導かれてるよね!
亡くなった方やケガした方もいたんだねえ~><辛いね。

コンブ |  2013/08/11 (日) 18:33 [ 編集 ] No.2108


女帝って‥‥

せめて、姫とかお嬢とか淑女とかにはなりませんかね?
アルプス楽しかったけど、あたしはやっぱり北海道が好き!そして、一番スリリングな登山ができると思います!
さぁ~沢に行こうっと!
おっとその前に、ルパンを連れて積丹の海に行かなきゃ!

カナリーヌ |  2013/08/11 (日) 10:52 No.2107


ワクワクハラハラドキドキ

カナリーヌさん!やりましたね!!
ついに岳人の憧れジャンダルム!!
素晴らしいの一言
そして、山ちゃんさん、北さんとの絶妙かつ信頼感のあるチームワーク!!
主人と一緒に毎回ドキドキしながらブログを拝見してました!!
ますます、進化するカナリーヌさん
これからも楽しみです!
でもどうかお転婆が過ぎて怪我だけはしないで下さいね

チョコ |  2013/08/11 (日) 08:28 No.2106


写真を見るだけでも足がすくみます。楽しいってスゴい。どんどんレベルアップしてるような。美しいものを見せていただけてありがたいです。・・・もちろん主任のこともですよ。ホホ。

とうふちゃん |  2013/08/11 (日) 07:14 No.2105


お帰りなさい
カナさんでもチビるようなとこ、八剣山の端から端までいけなかった(脚が竦んで)身には無理かも

さァ 北海道の山と海が女帝カナリーヌを待ってますよ

海人 |  2013/08/10 (土) 22:45 No.2104

コメントを投稿する 記事: 【ジャンダルム】 道産子山初見参!!

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback